【巨人】 「日本ではなかなかできない経験できた」秋広優人が猛打賞締めで打率3割2分1厘 オーストラリアWL
オーストラリア・ウィンターリーグ(WL)のアデレード・ジャイアンツに派遣されている巨人の秋広優人内野手が22日、自身にとって同リーグ最終戦となるシドニー・ブルーソックス戦に「6番・左翼」で出場し、4打数3安打1四球と暴れた。同リーグ23試合出場で打率3割2分1厘、2本塁打、8打点。「最終戦は大事だと思っていたので結果的に3本出て良かった」と汗をぬぐった。 鮮やかにはじき返した。まずは4回1死。「登場曲は英語の歌で聞きなじみがあって、いい曲を選んだ」と阿部監督の現役時代の登場曲「セプテンバー」が流れる中、打席へ。外角低めの変化球をライナーで中前に運んだ。6回に痛烈な中前安打を放つと、8回は三塁線への内野安打。「追い込まれてから3本出たのは良かったです」と振り返った。 1か月を超える武者修行が終了。「日本ではなかなかできない経験ができた。こういう機会をくれた球団や、受け入れてくれたアデレード・ジャイアンツに感謝したい」。異国で過ごした貴重な時間を来季の飛躍につなげる。
報知新聞社