神戸、ホーム最終戦で静岡を圧倒 李承信がFBで躍動、PR山下裕はリーグ戦歴代最多タイ出場
◇ラグビー・リーグワン第15節 神戸63―19静岡(2024年4月27日 東大阪市花園ラグビー場) 神戸は今季ホーム最終戦で静岡に63―19で快勝し、4試合ぶりの白星で今季8勝目を挙げた。 前節で東京ベイに敗れ、上位4チームによるプレーオフ(PO)進出の可能性が消滅。だが、序盤からワイドにボールを動かしながら積極的なラグビーを展開し、前半3分にWTB浜野が先制トライを挙げる。 同20分には今季限りで退団するニュージーランド代表No・8サベアが今季通算8トライ目を挙げると、同25分にCTBラファエレも続く。後半31分には、FBに入って巧みなランやキックを連発していた日本代表の李承信がトライを奪った。 後半16分からは元日本代表プロップ山下裕が途中出場。08年に京産大から加入して神戸ひと筋で戦ってきた38歳は、久富雄一の持つリーグ戦歴代最多となる通算177試合出場(トップリーグを含む)に並んだ。後半は5トライを追加して計9トライを挙げ、SOガットランドはコンバージョンキックを9本全て成功。63―19でノーサイドを迎えた。 これで今季8勝目。プレーオフ進出は逃したが、リーグワンでは過去最高位となる5位フィニッシュに前進した。今季最終戦となる次節は敵地で三重と対戦する。