DeNA度会が現段階ではトップか!? ドライチルーキー「3月1日時点」の活躍度一覧
3月に入り、プロ野球の開幕まであと1カ月を切った。各球団がキャンプの成果をこれからのオープン戦で出すことになるが、それは今年のルーキーも同じことである。 【一覧】ドラフト1位ルーキーのキャンプ 昨年秋のドラフトで巨人1位指名を受けた西舘 勇陽投手(花巻東出身)は、25日のヤクルト戦で、3番手として対外試合初登板。2回を投げて打者7人を無安打無失点(1四球)に抑えて、実戦でも上々のデビューを飾った。 台湾遠征メンバーにも選ばれ、首脳陣は先発だけでなく、救援の両方の起用も視野に入れているという。武器であるクイック投法をひとつの武器にして、1年目からの活躍を狙っている。 今年のルーキー野手では、DeNA・度会 隆輝外野手(横浜高出身)がキャンプで輝きを放った。初の対外試合となった2月12日の練習試合(中日戦)では1番右翼でスタメン出場。それから3試合ヒットはなかったが、途中出場した18日のロッテ戦で初安打を記録すると、そこから4試合連続で安打を放っている。ここ3試合はすべて1番右翼でスタメン出場するなど、開幕スタメンが現実味を帯びてきている。 そのほか、ロッテ・上田 希由翔内野手(愛知産大三河出身)、楽天・古謝 樹投手(湘南学院出身)、西武・武内 夏暉投手(八幡南出身)の大卒ルーキーらがオープン戦で起用され、今後のアピールに期待が高まる。 その他、2軍で調整中や、故障でリハビリ中と、ルーキーたちはさまざまなスタートを切った。3月29日の開幕で1軍入りしている選手がどれほどいるのか。若い力に期待したい。 <ドラフト1位ルーキーのキャンプ> 阪神・下村 海翔投手(九州国際大付-青山学院大)=2軍調整中 広島・常廣 羽也斗投手(大分舞鶴-青山学院大)=2軍調整へ DeNA・度会 隆輝外野手(横浜高-ENEOS)=開幕スタメン狙う 巨人・西舘 勇陽投手(花巻東-中央大)=開幕ローテ入りへ ヤクルト・西舘 昂汰投手(筑陽学園-専修大)=2軍調整中 中日・草加 勝投手(創志学園-亜細亜大)=右肘手術 オリックス・横山 聖哉内野手(上田西)=紅白戦初安打 ロッテ・上田 希由翔内野手(愛知産大三河-明治大)=対外試合スタメン ソフトバンク・前田 悠伍投手(大阪桐蔭)=2軍調整中 楽天・古謝 樹投手(湘南学院-桐蔭横浜大)=対外試合2試合5失点 西武・武内 夏暉投手(八幡南-國學院大)=対外試合1試合3失点 日本ハム・細野 晴希投手(東亜学園-東洋大)=2軍調整中