「もうFNS歌謡祭が紅白でいい」スノらSTARTO社大集結でK-POPも豪華 出場者リスト比較で明白な紅白の凋落
■STARTO社アーティストとNumber_iの共演も
前出のワイドショー関係者が続ける。 「STARTO社所属タレントは今年に限らず、今後も『紅白』には出演しないのではないかともささやかれています。それほど両者の間には深い亀裂が入ってしまっており、『紅白』側が大きく歩み寄らない限り、関係修復はできないのではないかと。その要因はさまざま言われていますが、やはり『紅白』出演交渉の最中に、ジャニー喜多川氏(享年87)を闇をあらためて『NHKスペシャル』で追及したことが大きかった、と見られていますね。 それに、『紅白』に出演しなくてもSTARTO社グループのファンは大晦日の配信ライブを歓迎していますし、事務所としてもしっかりと稼ぐこともできるでしょう。STARTO社と契約するアーティストは、『紅白』に出るメリットがそれほどない、とも言える状況ですからね」 『FNS歌謡祭』には『紅白』初出場を決めたNumber_iのほか、IMP.というTOBE所属アーティストも出演する。 「フジテレビとしては、STARTO社所属アーティストと“辞めジャニ”の共演もOKだと。そこに忖度などはなく、とにかく人気のアーティストに出てもらって豪華な番組を制作して高視聴率を狙っていこうという方針なんでしょう。 一方で『紅白』は、シニア層の視聴者も意識して演歌や歌謡曲の歌手もバランスよく出さないといけない。結果、若者の『紅白』離れも進むわけですが、『FNS歌謡祭』は今まさに若者に人気のアーティストを積極的に起用している。若者にとっての年末の歌の祭典が『紅白』から『FNS歌謡祭』に取って代わる――そういうことも十分に考えられますね」(前同) 『FNS歌謡祭』に対しては、 《FNSってジャニーズ祭りなの? まぁ司会が相葉だもんな》 《FNSの貴重なミュージカル枠までジャニーズに侵略されとる》 などの批判的な意見も一部にはある。 「これが旧ジャニーズ事務所崩壊前なら“『FNS歌謡祭』はジャニーズ頼り”と冷ややかな目で見られていたでしょう。ただ、今やそんな声はかなりの少数派となったと。 そして、なんだかんだ言っても旧ジャニーズタレントのファンは多いですし、ファンでない人からも認知度は高いですからね。だからテレビ局側も使いたいですし、視聴者からのニーズも根強くあるということ。 『FNS歌謡祭』ではさらに、相葉さんの司会ぶりも前回あたりから好評で、視聴者の満足度も高いといいますからね」(同)