「バーディ狙いで60台を出す」西川哲の教えを胸に…植竹希望の妹・愛海の挑戦
<マイナビ ネクストヒロインゴルフツアー第6戦 PGM CUP 事前情報◇29日◇セゴビアゴルフクラブ イン チヨダ(茨城県)◇6434ヤード・パー72> マスク・ド・レイカ【写真】 女子プロテスト合格を目指す植竹希望の妹・愛海が、精力的に練習ラウンドを行い、大会前の意気込みを語った。「この大会ではもちろん優勝を目指しています。まずは2日間とも60台で回ることを目標にしています。そうすれば、優勝も見えてくると思います」。 60台を目指すのは、自身のコーチでもある西川哲のアドバイスが理由。国内男子ツアーで3勝を挙げた理論派・西川の指導を受ける植竹は、“アグレッシブ”なゴルフを実践中だ。 「日頃から『試合でも練習でもアンダーで回れるように』と言われています。『そういうゴルフができれば、女子プロテストでもアンダーで回れるはず。そのうち自信もつくから、スコアに執着して回るように』とも言われました。今はその言葉を実践しています」 2022年からスイング改造を行った愛海は、『プロならばフェードとドローを打ち分けられないと』と西川に促され、ドローとフェードを打ち分けられるように練習を重ね、さまざまなコース状況にも対応できるショット力を養った。 現在はドローとフェードを駆使してマネジメントを行っているという植竹。「基本はバーディ狙いで行って、ミスしてもリカバリーでカバーすることが大事だと思います。『守ってばかりだとスコアが伸びない』とも教えられましたから」。積極的なゴルフで連日の60台を目指す。 積極的なゴルフでバーディラッシュとなるか。初日からエンジン全開だ。(文・加藤雄一郎)