八乙女光「振動を味わい」音楽と触れていた、突発性難聴で休業していた時振り返る
Hey! Say! JUMP八乙女光(32)が23日、東京・日経ホールで、朗読劇「ベートーヴェン/届かなかった手紙」(24~26日、同ホール)の通し舞台稽古を行った。 【写真】通し舞台稽古を行った八乙女光 ベートーベンの死後、「不滅の恋人」あてに書かれた手紙を届けようと探し歩く弟子を演じる。自分にとって不滅なものを聞かれると、「この仕事を始めた時から接している音楽です。音楽は自分にもお客さんにもパワーを与える」と話し、「休業している時でも音楽は欠かせなかった。医師からは、無音で過ごしてほしいと言われていたので、アンプを通さずにベースを弾いたり、振動を体で味わっていました」と、22年に突発性難聴で約10カ月休業していた時のことを振り返った。 ベートーベンは難聴を患いながらも、数々の名曲を残したことで知られている。八乙女は「今回、作品の中で、難聴になってから作ったと言われてる曲も生演奏されます。その曲が演奏されている動画も見ましたが、ピアノの鍵盤の真ん中あたりで弾いている印象でした。僕もおもいっきり低音、高音が聞こえなかったので、同じような症状だったのかな」と話した。 約5年ぶりの舞台出演となり、「休業して復帰して、舞台は勇気のいるものだったんですが、自分の中で再スタートという意味なので、これからどんどん舞台とかいろんなものにチャレンジしていきたいなと思います」と意気込みを語った。