「4年周期で豪雨が…」熊本の梅雨入りはいつ?
熊本朝日放送
もうすぐ梅雨入り。4年周期の豪雨に警戒が必要です。 週末、まとまった雨が降った熊本県内。熊本を含む九州北部地方が、6月中旬頃に梅雨入りすると見られる中、防災意識を高める取り組みが進められています。 避難訓練 「避難してきました7人全部です」 2020年の熊本豪雨で甚大な被害を受けた球磨村渡。小川地区では、警戒レベル3「高齢者等避難」が発令された段階での早めの避難を決め事としています。 緑川流域では、熊本県や流域市町村が参加し様々な工法で堤防を強化する訓練や、陸上自衛隊による救助訓練が実施されました。 気象庁による7月までの3ヵ月予報では、九州北部地方の降水量は、平年並みか多いと予想されています。 さらに、熊本地方気象台が懸念しているのは、近年続く4年周期の傾向です。 熊本地方気象台予報官 「2010年以降ですと、4年周期で熊本県のどこかで大雨だったり、豪雨が発生しているという傾向がありますので、特に6月下旬から7月中旬にかけての梅雨最盛期には大雨に注意していただきたいと思います」 2012年の九州北部豪雨、阿蘇などを中心に大雨となった2016年、そして2020年の熊本豪雨と4年周期で豪雨となる傾向にあり、住んでいる地域の特性や避難所の把握、備蓄品の用意などを呼びかけています。 熊本地方気象台予報官 「うちは大丈夫とか、うちは来ないよねとか、今まで来たことがないとおっしゃる方いらっしゃるんですけど、どこで起きてもおかしくない状況ではあります」