「S20型エンジンがどこまで行けるか体験してみたくなった」速く走ることが好きだというオーナーのガレージ|檜を使用した旧車に優しいガレージ
【檜を使用した旧車に優しいガレージ】 1969年式のハコスカGT-Rは、ケンメリの後から手に入れたモデルで、ほぼノーマルのケンメリに対し、エンジンを中心に相当手を加えたハイチューン仕様である。 【画像33枚】速く走ることが好きで、フェラーリ512Mにも乗っていたことがあったというオーナー。数あるバイクのなかでもお気に入りはハーレーダビッドソン。FLとFLH、FLH×SEの3台を所有。ハーレーの魅力はなんと言ってもVツイン独特の振動、鼓動にあるという S20型エンジンがどこまで行けるか、それを体験してみたかったというのが動機で、S20型改としてはかなりのポテンシャルを発揮するようになったが、速さには自ずと限界があることも知ったという。 ちなみに、フェラーリ512Mを所有していた時期もあった。速く走ることが好きだと言い、世界の最高峰レベルも経験しているだけに、ハコスカGT-Rによるトライとその結果の判断は、第三者にも説得力がある。一家言持つ、クルマ通の人物である。 バイクは、ハーレーダビッドソン、モト・グッツィ、ドゥカティのヒストリックモデルが揃う。 「機械物は適度に使わないとダメになる。このガレージで理想的な保管はできても、これらに乗る十分な時間がない。これが少々問題」と、最後にクルマ好きの本音をのぞかせてくれた。 初出:ノスタルジックヒーロー 2019年 6月号 Vol.193 (記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)
Nosweb 編集部