公式本は“指原”の3連覇を予想 今年の「AKB総選挙」どうなる?
アイドルグループ「AKB48」の通算49枚目のシングルの表題曲およびカップリング曲を歌うメンバーを決める「第9回AKB48選抜総選挙」の投票が、今月30日からスタートする。 6月17日の開票イベントは史上初の沖縄開催、同日には6年連続となる生中継番組がフジテレビ系で放送されることも発表された。
実績のあるメンバーの不出馬&卒業で例年以上の激戦は必至
今年の「総選挙」には「AKB48」のほか、国内姉妹グループの「SKE48」、「NMB48」、「HKT48」、「NGT48」、「STU48」、海外姉妹グループの「BNK48」から全322人のメンバーが出馬を表明している。 その一方で、昨年に上位16名の選抜メンバー入りを果たした「NMB48」の山本彩(4位)、「AKB48」と「NGT48」兼任の柏木由紀(5位)、「HKT48」および「AKB48」兼任の兒玉遥(9位)、「AKB48」の武藤十夢(10位)が出馬を辞退。 また、当時「AKB48」の島崎遥香(8位)と小嶋陽菜(※「にゃんにゃん仮面」として参加して16位)がグループ卒業したことで、不参加となる。 芸能評論家の三杉武氏は語る。 「昨年は兒玉さん、向井地美音さん、岡田奈々さん、高橋朱里さんの4人が初選抜メンバー入りを果たしましたが、今年は選抜実績のある人気メンバーが辞退や卒業したことで、昨年以上に上位陣の顔触れが大きく変わる可能性が高い。当然、出馬しているメンバーたちもそのことは十分理解しているはずで気合も入っているでしょうし、例年以上の激戦が繰り広げられるのではないでしょうか」
公式本の“センター”は3連覇かかる指原莉乃
そうした中、今月17日に発売された公式本「AKB48総選挙公式ガイドブック2017」では、昨年に初の連覇を達成した「HKT48」および「STU48」兼任の指原莉乃が表紙の“センター”を飾っている。 同誌は、例年同誌取材班が予想する選抜メンバー16名が表紙を飾ることが恒例となっており、ファンの間でもその顔触れに注目が集まる。 「昨年に連覇を果たした指原さんは、2位以下に7万票近い大差をつけました。加えてこの1年間バラエティー番組を中心にソロでも活躍して一般的な知名度も高く、『総選挙』への出馬は今年が最後と宣言していることもあり、3連覇で有終の美を飾る可能性が濃厚と見られているのでしょう」とはアイドル誌編集者。