ローソン 今年の盛りすぎは「ヤバすぎ!」 計19品を値段据え置き47%増量 厨房シリーズや王林さんコラボ商品も登場
ローソンは「今年はヤバすぎ!盛りすぎチャレンジ」と題し、2月6日から3週間、価格据え置きで重量を約47%増量したおにぎりやデザート、調理パンなどを発売する。 今年は昨年より7品多い計19品を展開。店内調理サービス「まちかど厨房」のカツカレーや看板商品「からあげクン」もラインアップに加えた。 2月5日の発表会で梅田貴之商品本部本部長補佐は「インフレ率の上昇に対して賃上げが追い付いていない状況下、家計で非常にご苦労されているのではないかと考え、今年も『盛りすぎチャレンジ』を通してお客さんに元気を届けたい」と語る。
増量にこだわる理由について「楽しんだり周りと共有するなど、値下げでは得られないワクワク感を提供できる」と説明する。 昨年は弁当やパスタなどシェアしやすい商品が多かったが、今年は個食向け商品を充実させた。 個食向け商品は、販売数が多いカテゴリーのため安定供給を見込む。 「『からあげクン』も見込み製造で、数百万単位で製造できる。コーヒーも豆と牛乳があればかなりの杯数が提供できる。より多くの方に召し上がっていただけるようにした」。
注目商品の「盛りすぎ!金しゃりおにぎり 柚子胡椒香る炙り帆立と切昆布」(税込297円)は、通常半分の帆立を1個丸ごと加えた。 「昨今、日本の水産物が年々減っている。継続的に日本の水産物消費拡大に取り組んでいることから、改めて日本の水産物のおいしさも伝えたい」としている。 「新宿中村屋監修 カツカレー(中辛)カツ1個増量」(税込646円)は、通常1枚のカツを2枚に増量した見た目のインパクトとボリューム感が特長。店頭で炊飯・調理した店炊きご飯やカレーのスパイスにもこだわった自信作だ。 「盛りすぎ!ふわもちコッペ りんご&カスタード」(税込160円)は、1月23日に発売した新商品の盛りすぎバージョン。考案したタレントの王林さんは「ふじりんごの酸味が効いていて増量しても1人で食べきれるおいしさ」と太鼓判を押す。 「盛りすぎチャレンジ」の商品は、製造時のカットで崩れたり袋に入れにくいなど通常品に比べて製造時間やコストをかけて開発されている。増量率についても「パンやクリームなど商品のどの部分を増量すれば最もおいしく満足度が高いか、商品ごとに増量バランスを試行錯誤した」(梅田氏) なお、ローソンは対象商品1品につき1円を令和6年能登半島地震の被災自治体に寄付する。
【関連記事】
- ローソン価格据え置きで「パリッとジューシーなホットドッグ」の重量を約47%増やした「盛りすぎ!パリッとジューシーなホットドッグ」新発売
- 「プレミアムロールケーキ」あふれんばかりのクリームで価格据え置き ポイントはワクワク感 ローソン初・12品対象に約47%増量の「盛りすぎ!チャレンジ」
- ローソンが準備する増量企画はワクワク感+応援・貢献 生活者の値上げ疲れに対応する下期の価格政策とは? 竹増社長が語る
- ローソン価格据え置きで「プレミアムロールケーキ」の重量を約47%増やした「盛りすぎ!プレミアムロールケーキ」13日から発売
- ローソン価格据え置きで「生ガトーショコラ」の重量を約47%増やした「盛りすぎ!生ガトーショコラ」6日から発売