渋谷・道玄坂の店で麻薬成分含む植物片を販売容疑、男を逮捕…「合法」と販売し11人体調不良
麻薬成分を含む植物片を販売したとして、警視庁は17日、東京都渋谷区の販売店「GRAY TATTOO」運営会社社長の男(29)(同区東)を麻薬取締法違反(営利目的譲渡)容疑で逮捕したと発表した。
同店では、大麻や麻薬に似た成分と称するクッキーや液体などを販売。今年5月以降、「合法」と販売された製品を使った男女計11人が体調不良で救急搬送されており、警視庁は製品を押収して成分を調べている。
発表によると、長谷川容疑者は仲間と共謀して4月29日、同区道玄坂の店舗で、30歳代女性に麻薬成分を含む植物片が入った製品を販売した疑い。逮捕は16日。女性が5月、使用後に搬送されて事件が発覚した。