全国の袋ラーメン一堂に 富山県南砺市で「まちなみアート」最終日、旧井波駅の歩みも紹介
伝統的な景観が残る富山県の南砺市井波地域中心部を美術館に見立て、芸術作品を展示する「まちなみアートinいなみ2024」は最終日の15日、全国各地の特徴的な即席麺を集めた「全国袋ラーメン博」や加越線旧井波駅舎の誕生90周年を記念した写真や資料の展示など多彩な企画があった。 全国袋ラーメン博は井波別院瑞泉寺の山門前であり、50種類150食を提供した。訪れた人は好みの品を選び、その場で味わう姿もあった。 旧井波駅舎で行われた展示では、駅舎が誕生してから加越線廃線までの歩みを旧井波町の広報誌などから集めた30枚以上の写真で紹介。列車の精巧なジオラマ作品も注目を集めた。 地元有志による「瑞泉寺太子市」やモルック体験会などもにぎわった。北日本新聞社共催。