1週間「りんごダイエット」を実践してみた! 目に見えてわかる驚きの変化とは
話題のダイエット法として一時期ブームを巻き起こした「りんごダイエット」。聞いたことがある人も多いのでは? でも実際のところ、その効果的な取り入れ方はあまり分かっていないかも。そこで今回は、科学的にも根拠があり、最速でダイエット成功に導く方法を管理栄養士の麻生れいみ先生が教えてくれた。 【写真】「りんごダイエット」を実践!飽きないように工夫したりんごの美味しい食べ方 ▼麻生れいみ(あそう・れいみ)さん 管理栄養士・料理研究家 。東京医療保健大学大学院医療保健学研究科医療栄養学領域修了。医療栄養学修士。慶應義塾大学SFC研究所 食・フードサイエンス&テクノロジー共同研究機構メンバー。
「りんごダイエット」のメリット
ダイエットに有効な栄養素を多く含み、満腹感も得られる“りんごダイエット”は、減量サポートに最適で、日常にも取り入れやすいのがメリットになります。また日本人は加工品の摂取が多くなりがちですので、天然の食材を取り入れることは健康面においても非常にいいかと思います。ただ、りんごを食べれば体重が減るというわけではないので、そこは気を付けてくださいね。りんごダイエットには様々な方法がありますので、次にご紹介していきます。
1週間の「りんごダイエット」にトライ! その結果とは?
【初日】美味しくて感激! これなら簡単につづけられそう 初日はりんごをすりおろし、半分ずつ朝昼晩の食前に食べてみた。甘いすりりんごはご褒美に感じるほど美味しくて、「こんな簡単にダイエットしていいの?」と初日から驚いたほど。そして一番のメリットは、りんご半分でもかなりの満腹感が得られたこと。これならストレスなく続けられそうだ。 【2日目~4日目】便通のよさに驚く 毎日の食事はたんぱく質を多めにして、炭水化物は少なめに。この1週間、お米は玄米に切り替えて食事量にも気を付けた。そしてすりりんご以外にも焼きりんご、またお昼をりんご1個に置き換えて食べる日も(ただ私の場合、これは夕方にとてもおなかが空いたのでおすすめしないかも)。 4日目になり気づいたのは、便意でトイレに行く回数が増えたなということ。スルスルと出る便に感動すると同時に、おなか周りが前よりスッキリしてきたかも? 【5日目】流行りの風邪にも負けない体に 「1日1個のりんごは医者を遠ざける」と聞いたことはあるけれど、それを実感できたのが5日目だった。小さい頃から風邪が流行れば一番にかかり、「病弱体質」と言われてきた私。けれどこのトライ期間、家族全員が風邪をひき、咳や鼻水、微熱が続いていたけれど、私だけは元気に過ごすことができたのだ。これはりんごが持つ免疫効果の高さが効いたのかなと感じた。もちろん、バランスのいい食事や生活習慣も要因になったかもしれない。でも、りんごを取り入れた食生活が私の健康をサポートしてくれたのは紛れもない事実だ。 【6日間~7日間】お肌の調子がいい 最終日が近づく頃には、お気に入りなりんごの食べ方も増えてきた。とくに私がハマってたレシピが、すりりんごにりんご酢をいれ、シナモンを軽くふりかけたもの。おしゃれなスイーツのような味になるので続けやすかった。 またこれは本当に個人的な意見になってしまうけれど、1週間経って感じた変化はウエスト周りや健康面だけでなく、“お肌の調子のよさ”もまた然り。いつもはなぜか肌荒れしやすい秋口も、ツヤっとした健康的な肌をキープできたのだ。私だけかなと思ったけれど、実はしっかりとした効果があるみたい。 りんごに含まれるポリフェノールやビタミンCが、美肌効果や肌荒れを防いでくれる他、ダイエットのためと飲んでいた“りんご酢”に含まれる「酢酸」には、肌や髪にツヤと輝きを与えてくれるメリットがあるんだとか。こんな嬉しい効果も実感できるなら、定期的に行うのもいいかもしれない。 【結果】 体重:-1.2kg 腹囲 :-4.5cm 体脂肪:-3% 「たった1週間でここまで変化があるなんて、正直思ってもみない結果だった。また、5日や1週間など短い期間を設定すれば、あまりストレスを感じずにダイエットに集中することができたので、私には合っていたかも。そして何よりかも嬉しかったのは、ダイエット目的でスタートした今回のトライが、結果的に減量だけでなく健康面、美容まで幅広く効果を実感できたこと。これなら、“また取り入れてみようかな”と思えるトライだった。