「涼を感じる」細麺や胃腸にやさしい「モッチモチふわふわ麺」暑い夏にピッタリ! 東京で食べられるご当地うどん ~秋田&三重編
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今回は、うどん大好き!後藤楽々キャスターが、夏の疲れた体に優しい、東京で食べられるご当地うどんを取材しました。人気シリーズの第二弾です! ◇◇◇ まずは爽やかな喉ごし!秋田県の稲庭うどん 後藤楽々キャスター 「見てください。行列ができています!」 やってきたのは、東京・中央区銀座にあるお店「銀座 佐藤養助」。お昼時は行列必至!秋田に本店を持つ、稲庭うどんの名店です。創業約160年、江戸時代から受け継がれる細い麺が、夏にも食べやすいと評判です。 女性客 「涼を感じます」 名物は、2種類のつゆがついたせいろ二味、1400円。鰹節がきいた醤油ベースのつゆと、くるみを入れてコクを出した胡麻味噌つゆでいただきます。まずは醤油のつゆで…。 後藤楽々キャスター 「ん~!喉ごし最高!ツルッツルでしっかりとコシがあります」 続いて胡麻味噌のつゆは。 後藤楽々キャスター 「ん~!好きですしっかり麺にゴマのつゆが絡むのでゴマの味がガツンときます」 最高の喉ごしを実現させるのは、麺の細さにあります。どれくらいか測ってみると、約3ミリぐらいでした。これは、夏の定番"ひやむぎ"に近い細さでした! こだわりの麺は、秋田の工場で職人たちが3日間かけて作ります。何度も、熟成を重ねては伸ばすを繰り返すことで、細いながらも、強いコシが生まれるんだそうです。そして、うどんにしては珍しいのが、乾麺にするところ。これは、秋田の寒い冬を乗り切るための保存食だったことに、由来しているといわれています。 そんな秋田の味を、東京でも伝えたいと2006年に出店。新型コロナウイルスの流行も落ち着き、客の約半数を外国人観光客が、占めているそうです。 ロンドンから来た観光客 「アメージング!」 ◇◇◇ 続いて、夏の弱った胃腸に優しい、三重県の伊勢うどん!やってきたのは「人形町 徳」。本場・伊勢から取り寄せたうどんを、定食として提供しています。値段も驚きの750円! 人形町 徳店主 伊藤徳弘さん 「東京で伊勢うどんを紹介していくのが今残された僕の使命」 伊勢うどんが好きすぎて、地元の愛知県名古屋市から、お隣の三重県伊勢市まで、よく食べに行っていた後藤キャスター。 後藤楽々キャスター 「涙が出るぐらいうれしいです」 うどんの下にあるたまり醤油のたれを、しっかり絡めて食べるのが、伊勢うどんの食べ方。 後藤楽々キャスター 「ん~!幸せです。モッチモチふわふわ麺ですよね、伊勢うどんといえば。甘いこのたまり醤油だれがすごくよく麺に絡んで。はぁぁぁ~!!」 伊勢市の観光協会によると、伊勢うどんは、江戸時代に伊勢神宮へ長旅をしてきた参拝客に、「胃腸に優しい、やわらかいうどん」をふるまい、広まったと言われているそうです。 その特徴は、極太の麺なのに、やわらかさともっちりとした食感にあります。"消化がよく、胃に負担がかからない"とハマるお客さんも…。 お客さん 「疲れた体にスッと入ってきました」 店主の伊藤徳弘さんも、伊勢で食べたとき、そのおいしさに惚れ込み、東京でも広めたい!とメニューを掲げ、今年で36年目になると言います。 人形町 徳店主 伊藤徳弘さん 「一人でも多くのお客様に伊勢うどんを口にしていただきたい」 東京で食べられる、秋田と三重のご当地うどん、夏の疲れた体にしみますよ~。