ネイビーズアフロ・みながわ、「悪口が(ネタ)フリになったらいい」 自著『誹謗中傷対策講座』発売記念イベント
吉本興業所属のお笑いコンビ「ネイビーズアフロ」みながわ(32)が26日、東京都内で初著書「誹謗(ひぼう)中傷対策講座」(飛鳥新社)の発売記念イベントを開催した。 TikTokでのフォロワーは18万を超える人気を誇るみながわは「#誹謗中傷対策講座」などの動画を投稿。今年10月には気象予報士の試験にも合格し、気象情報の発信も行う。昨年春から気象予報士の勉強を始めたが、昨年夏に今著の出版が決まり、うれしさの半面「正直、マジかよと思った」と苦笑い。出版作業と並行しての勉強は睡眠時間を削って行ったそうで「あくまでも本業は芸人として、軸がぶれたり、手を抜かない」と覚悟を決めたと言う。 自身にもアンチからのDMは絶えないが、返信で心がけているのは「とにかくばかばかしく。しゃべる気にならないと相手に思わせること」とニッコリ。本を手に「出した時点で大満足だし、わが子みたいにかわいい」と満足げ。点数を聞かれ「最後の項には創作の読み物を書いた。そっちの方が評判が良いかもしれないので、98点です」とほほ笑んだ。 報道陣から「この本に価値がないと言われたら」と問われると少し悩んで「CUT値(かっち)がない。値切ることができないくらい価値のある本」と返答した。最後に今後の目標について「悪口は世の中に無限にある。引き出しを増やしたい。本業の漫才で知名度を上げて、本の宣伝につなげたい。こんなやり方があるんだと世の中に広まってほしい。悪口がタダの振りになったら良いと夢見てます」と目を輝かせた。
中日スポーツ