「要救助者は30cmの隙間に…」能登半島地震の被災地から帰還した消防隊員が活動報告 第2次支援隊も出発
石川県の能登半島を襲った地震では、支援が広がっていますが、愛知県では第1陣の消防隊などが戻ってきました。現場で見たものとは…。 【動画で見る】「要救助者は30cmの隙間に…」能登半島地震の被災地から帰還した消防隊員が活動報告 第2次支援隊も出発 土砂が流れ込み、家屋が倒壊した石川県穴水町(あなみずまち)。町内にある障害者施設の入口は壊れ、中は断水していています。 穴水ライフサポートセンターの事務局長: 「断水により水が使えないということで、生活用水、トイレとかお風呂はちょっと入れていない状況がずっと続いている」 水不足が続く現地へ、名古屋市から5日、飲料水のペットボトルおよそ10万本、量にしておよそ5万リットルが石川県へ出発しました。被災地の七尾市や内灘町の避難所に届けられます。 岡崎市では第2次の支援として、2リットル入りの飲料水およそ1000本のほか、生理用品、子ども用おむつなどを積んだトラックが被災地へと向かいました。 岡崎市の防災課職員: 「被災した方々が安定して生活できるまでの支援を、しっかりできたらいいかなと思っています」 岡崎市には現地から戻ってきた第1次の消防隊員が、被災地での活動を市長に報告しました。 隊員: 「中の家財を全部抜きまして、2階からアタックした状況になります。要救助者は高さ30cmの隙間に、がれきの下に押しつぶされた状態で発見しました」