【陸上】坂井隆一郎が１００ｍ２連覇 パリ切符は未定も「出ると決まったらもっとレベルを上げて」
陸上の日本選手権最終日（30日、新潟・デンカビッグスワンスタジアム）、男子100メートル決勝が行われ、坂井隆一郎（大阪ガス）が10秒13で2連覇を達成した。 雨中決戦を制したのは前回王者だった。序盤の加速で主導権を握ると、後半は他選手の猛追を振り切った。パリ五輪の参加標準記録（10秒00）に届かずも「自分の先輩の江里口（匡史）さん以来の連覇になったので、そこは本当にうれしい」と振り返った。 初の五輪出場を狙う上で「緊張よりもやってやるぞという気持ちの方が日を追うごとに強くなった」と強気の姿勢を貫いた。同種目でのパリ五輪切符はワールドランキング次第となる。「ちょっとどうなるかわからないけど、出ると決まったら今よりもっとレベルを上げて挑みたい」と意気込んだ。
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