日本一の「ビッグイエロー」が見ごろに
国の天然記念物で「日本一の大イチョウ」として知られる青森県深浦町の北金ケ沢のイチョウ(愛称・ビッグイエロー)の葉の色づきが進み、26日に見ごろを迎えた。町観光課によると、今季の色づきは「まれに見る超スローペース」。それでも、ここ数日で一気に鮮やかになり、7、8割ほどが色づいている。 穏やかな天候に恵まれた同日は、大型バスで訪れるツアー客や近隣からの見物客でにぎわった。秋田県大館市から訪れた佐藤恵利子さん(64)は「毎年のように来ているけれど、今年はいい時期に来た。天気も良くて寒くもない。岩木山の眺めも良い」。ツアーに参加し埼玉県草加市から訪れた75歳の女性は「前から来たかった。コースに入ってなかったけれど、時間があったから寄ってくれたみたい。光の加減も良くてすてき」と満足そうだった。 町は12月1日まで午後4時半~同8時半にライトアップを連日実施している。