鹿児島に秋の訪れを告げる恒例の「秋の木市」が、１０月１５日から鹿児島市で始まりました。 鹿児島市の甲突川左岸緑地帯で始まった秋の木市。 １６店舗が軒を連ね、色とりどりの花や盆栽など約１０００種類の花や木が展示、即売されています。 主催者によりますと、２０２４年は夏の猛暑で水やりの管理に例年より気を遣ったということです。 初日の１５日は、さっそく多くの人が訪れ、品定めをしていました。 大城哲也記者 「色鮮やかな草花が目立つ春の木市に対し、秋は“なり物”と呼ばれる、こうした桜島小みかんやレモンなど果樹の苗木などを手に取る人が多いそうです」 こちらの店では約３０種類のかんきつ類の苗木をそろえ、３年物以上だと庭先などに植えた後すぐに収穫が楽しめるということです。 買い物客 「私の庭の後ろがまだ花が咲かないので、その横にこれを置くと晴れが（見栄え）する。楽しみです」 「ミカンとか果樹の苗木を（以前）買ったことがある。しっかり実もなるようになり、うれしい」 鹿児島市木市振興会・藤田繁利会長 「季節の移ろいを感じられるので、何回でも足を運んで木市を楽しんでほしい」 「秋の木市」は１１月１５日まで鹿児島市の甲突川左岸緑地帯で開かれています。