「初雪祭」の北野天満宮、早咲きの梅も開花 京都で本格的な降雪
強い冬型の気圧配置の影響で、北日本から西日本の日本海側を中心に大雪となった10日、京都市内でも本格的に雪が降った。 【写真】雪の降る中、開花した寒紅梅=2025年1月10日午前11時36分、京都市上京区、新井義顕撮影 北野天満宮(京都市上京区)では、「初雪祭」が行われ、神職が祝詞(のりと)を奏上した。立冬から立春前日までの間に、一の鳥居近くの影向松(ようごうのまつ)に初めて雪が積もると、菅原道真が松に下りてきて雪見を楽しみ歌を詠む、という言い伝えから行われているという。 また同宮の梅園「花の庭」で、寒紅梅が開花した。境内や梅園にある1500本の梅の中でも早咲きの品種だが、昨季より約20日遅い開花となった。梅園は1月25日から3月中旬まで一般公開される。(新井義顕)
朝日新聞社