でんぱ組.inc相沢梨紗「もともと全員すごく暗かったんですよ」来年1月に迎える“エンディング”を前に16年にわたる活動を振り返る
ジョージ・ウィリアムズ、安田レイがパーソナリティをつとめるTOKYO FMの生放送ラジオ番組「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」(毎週土曜 13:00~13:55)。11月2日(土)の放送は、ゲストにでんぱ組.incの相沢梨紗(あいざわ・りさ)さんが登場。2025年1月に迎える“エンディング”の話などについて伺いました。
◆16年にわたる活動に終止符
――でんぱ組.incは来年1月に16年にわたる活動を終えて「エンディング」を迎えます。解散ではなくエンディングという言葉にしたのはなぜですか? 相沢:何回もメンバーとミーティングしているなかで「でんぱ組.incらしい“解散”の言葉が欲しいね」っていう話が自然と出てきて、そこで誰かがふと「でんぱ組.incの物語が終わる……エンディングみたいな感じですかね」と言って“確かに”と思って。 どんなにいい作品でも最終回があって、その最終回までの物語がすごくいいと、作品が終わってからも、多少の寂しさはあれど「あの作品は良かったね」って何回も見返してもらえる。そんなグループの終わり方に私たちもしたいねっていう気持ちを込めて……“ちょっと分かりにくいかな?”とも思ったんですけど、自分たちでは「エンディング」って言い張って突っ走っています(笑)。 ――相沢さんは結成初期からメンバーとして活動されていますが、そのなかで“変化した部分”と“変わらなかった部分”は、それぞれどんなところでしょうか? 相沢:私たちはアイドルなんですけど設定とかが特にないので、それぞれでんぱ組.inc活動のなかでやれることを自分自身で見つけたり、苦手なことに挑戦したりすることは、ずっと変わらずにやっていることだなって思います。 あとでんぱ組.incは、もともと全員すごく暗かったんですよ(苦笑)。メンバーの家に遊びに行くこともなかったんですけど、ここ数年は、例えば、誰かが卒業するときにメンバーの家に集まって「みんなで卒業パーティーしよっか」みたいなことができるようになりました(笑)。 ――10月8日(火)には、LAST EP『We need the DEMPA』がリリースされました。どんなEPになりましたか? 相沢:今回でEP作品が3作目で、“これで完結!”っていう感じの作品になっています。今まで“萌え”とか秋葉原の歴史をいっぱい伝えてきたので、16年やってきたからこそ出せる音や歌になっているんじゃないか、っていう5曲が詰まったEPになりました! (TOKYO FM「JA全農 COUNTDOWN JAPAN」2024年11月2日(土)放送より)