大学生お笑いナンバーワンを決める「笑学祭」 専修大落研所属の2人組、鯖のTシャツが優勝
大手芸能事務所、ワタナベエンターテインメント主催の大学生お笑いナンバーワンを決める「笑学祭2024」決勝が10日、東京・杉並区の座・高円寺2で開催。専修大落研に所属する専修大4年・貫洞伊織さんと早大4年・大矢東吾さんのコンビ、鯖のTシャツがグランプリに輝いた。 エントリーした現役の大学生(大学院生、短大生、専門学生、休学中の生徒も含む)530組から予選を勝ち上がった10組が熱戦を繰り広げ、鯖のTシャツ、ミックストマトジュース、乙女ブレンドの3組が最終ステージへ進出。 審査員のお笑いトリオ、ハナコの秋山寛貴(32)が「会場から気持ちのいい拍手笑いが起きてた。優勝は文句なしです」と絶賛するほど、鯖のTシャツは圧倒的得点で頂点に立った。 2人は就活中で、大矢さんは「明日、出版社の最終面接なんで、来年はそちらにいるかも」と報道陣を指さし、笑いを誘った。貫洞さんも「僕は公務員の試験を受けています。まだプロになるか分からないです」と悩まし気だった。 2人には賞金30万円が贈られ、今月15日に東京・イイノホールで行われる「ワタナベお笑いNo.1決定戦」にエキシビション出演できる権利が与えられた。 また、筑波大4年・阿曽沼祐人さんはお笑いトリオ、ミックストマトジュースと漫才コンビ、乙女ブレンドの両方のメンバーとして出演。2組とも最終ステージに進出し、女装姿でコントを終えた後、Yシャツにネクタイ姿に着替えて漫才を披露するなど大忙しだった。ただ、一歩及ばず優勝は逃した。