今江監督

　「楽天８－２ヤクルト」（１日、楽天モバイルパーク） 　楽天は投打がかみ合い快勝。これで今季初の４連勝、２カード連続勝ち越しとなり、４位に浮上した。今江敏晃監督は「連勝とかは気にせずに、目の前の１試合１試合を全力で戦っていくだけ」と語った。 【写真】ポーズをとる松井と村林　充実の表情が浮かぶ 　今季初先発の松井が結果を残した。序盤からテンポよく投げ進めると、ピンチの場面も冷静に切り抜け６回２安打１失点。今季初白星を挙げた。今江監督は「自分の持ち味の力強い球を投げ込みながら、粘りながら、最少失点で仕事を果たしてくれた。またチャンスをあげたいと思うようなピッチングをしくれましたね」とたたえた。 　打線は三回に村林の３号３ランで先制。その後、なかなか追加点を奪えなかったが、七回にまたも村林が適時打を放つなど一挙５得点。試合を決めた。指揮官は「村林は昨日のミスをなんとか取り返そうという姿勢が見えた。こうやって結果を残すことは、レギュラーでやっていく上ですごく大事なこと。彼の打席での姿はよかった」と評価した。 　またこの日は、これまで中軸を担っていた浅村を６番に据えるなど、打順の入れ替えを敢行していた。「浅村の状態は戻してほしいので、少し下げた。なにか彼にとっていい方向に行くようという思い。（鈴木）大地と（渡辺）佳明もいい形で打っているし、彼が上がってきてくれるのを待つしかない」と理由を説明。明日以降にいては「ピッチャーによっても変わってくると思う。相性も踏まえてくみ取りながら」と話した。