第76回カンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞した俳優の役所広司さん（67）が、田中泯さんと日本記者クラブで会見を行い、“名付け親”の仲代達矢さんからお祝いのシャンパンをもらったことを明かしました。 【画像】役所広司さんを祝福した仲代達矢さん 公務員の経験を経てから、仲代さんが創設した俳優を育成する私塾『無名塾』に所属した役所さん。仲代さんから『役所広司』と命名されました。 役所さんは、映画『PERFECT DAYS』（ヴィム・ヴェンダース監督、日本公開未定）で、東京・渋谷の公衆トイレの清掃員・平山を演じカンヌ国際映画祭で最優秀男優賞を受賞しました。

■役所広司「これ持っていけと」“名付け親”からプレゼント

受賞後に仲代さんの元へ挨拶に行ったという役所さん。そのときの様子について「（仲代さんは）拍手してくれました、玄関で。それでこれ持っていけとシャンパンをもらいましたね」とお祝いのシャンパンをプレゼントされたことを明かしました。 続けて「仲代さんも（これまでに）カンヌ参加していますけど、俺はもらえなかったっておっしゃっていました。本当に喜んでもらいました」と“名付け親”の反応を振り返り、顔をほころばせました。