<万里一空・彦根総合23センバツ>選手紹介/15 /滋賀
◇逆方向意識して 石川歩夢選手(1年) 逆方向を意識したしぶとい打撃が特徴の三塁手。 小学時代のチームメートで、昨夏の甲子園でベンチ入りした近江の中村駿介選手(1年)と親交がある。彦根総合のセンバツ出場を祝福してくれたといい、「甲子園の先輩から『おめでとう』と言われた」と喜ぶ。 趣味はグラブを磨くこと。中学時代の監督から「グラウンドの中は歩くな」と注意されたことを今でも大事にしており、「常にボールを追いかけて走るようにしている」。 ◇打撃力向上励む 石川大和選手(1年) 粘り強い打撃を身上とする。打撃力向上のため、チューブを使ったトレーニングを重ねている。 明るく、誰とでも打ち解けることができる性格の持ち主。大の虫好きで、部員全員で行う街路清掃でも、気付けば1人で地面にはいつくばって、アリやカブトムシを追いかけている。 自転車をいじることも好きで、将来は整備士になるのが夢だ。 甲子園ではベンチに入れなくても「日本一の応援で盛り上げたい」と意気込む。 ◇制球良さ持ち味 一宮大樹選手(1年) コントロールの良さが持ち味の投手。球速を上げようと下半身の強化に取り組む。 将来は「目立たず静かに暮らしたい」と話すほど、物静かで恥ずかしがり屋だ。 兵庫県出身で和歌山県の高校で野球部に所属していたが、昨年9月に転校してきた。 中学時代の睡眠時間は12時間と、とにかくよく眠る。しかし寮生活では全体練習後も自主練習や洗濯などに忙しく、寝るのは午後10時。「睡眠不足だ」と笑うが、寝る間も惜しんで野球に打ち込む。