「カネ貸して」のたかりグセ、コンビニ強盗の顔面タトゥー“蛇男”の異常な日常生活
「ぶっ殺すぞぉ~!」と凄んできて
その駅前交番に聞くと、たしかに越前谷容疑者が来ていたことを認めたが、 「話の内容は、個人情報もあるし、お伝えするわけにはいきません」 とのことだった。 以前は別の近くのコンビニに灰皿が設置してあり、そこでタバコを吸う容疑者の姿もよく目撃されていた。 「夜中にやって来て、パンやドリンクとか、お酒を買っていきました。でも、ときどき“今日カネないから、次に来たときに払うから貸してよ”ということもあって。もちろん、コンビニでツケ払いはしていないので、私が個人的に貸して、次に来たときに“前回の貸したぶん、お釣りから引いておきますね”といって払ってもらっていました。すべて、ちゃんと返してもらっていますよ」(コンビニの店員) 越前谷容疑者はコンビニだけでなく、マンション住人や通りがかりの人にも金の無心をしていたようだ。20代の住人は、マンション1階にある共用のコインランドリーで容疑者と初めて会った。 「夜に、あの顔でいきなり“学生さん?”と声をかけられて腰を抜かしそうになりました。その後も会うたびに挨拶していたら、4か月ほど前に“300円貸して”と言われて。それぐらいだったらあげますよと言ったら“じゃあ500円ちょうだい”って。ちゃっかりしていましたね(笑)」 50代の近所住人は、越前谷容疑者は10年以上前から住んでいると明かした。 「民生委員のような人に彼のことをいろいろ聞かれたので、生活保護を受けていると思っていました。ここらでは、みんなに金をたかって、あの見た目だから、ついあげちゃう。でも、私はそういうのは嫌だから、あげなかった。今回に限らず、コンビニでは何度も万引きして、何度も逮捕されていますよ」 別の40代近所住人は、容疑者から脅されたことも。 「いつも挨拶してくるけど、気持ち悪いので顔をそむけていたら、ある日突然“ぶっ殺すぞぉ~!”と、凄んできて。でも、何するわけでもなく、そのまま通り過ぎていきました」