寝ながら膝を倒すだけ【ガチガチ股関節をほぐす】股関節のインナーマッスル「深層外旋六筋」ストレッチ
ストレッチやヨガをしているのに股関節がなかなか柔らかくならない、いくらほぐしても詰まり感や違和感が続く…。そんな人は、股関節の深層部の筋肉が硬くなっているのかもしれません。寝たままできる簡単ほぐしでゆるめていきましょう。 〈動画で詳しいやり方を見る〉ガチガチ股関節をほぐす!股関節のインナーマッスル「深層外旋六筋」ストレッチ ■股関節のインナーマッスル「深層外旋六筋」 深層外旋六筋とは、骨盤と太ももの骨(大腿骨)を結ぶ6つの筋肉(梨状筋、内閉鎖筋、上双子筋、下双子筋、大腿方形筋、外閉鎖筋)の総称です。その名の通り深層にあることから、股関節のインナーマッスルと呼ばれています。股関節を外側に回す外旋の動きや、股関節を安定させる役割があります。 立ちっぱなしや座りっぱなしで深層外旋六筋が硬くなると、腰や股関節・膝の痛みに繋がることがあります。ストレッチをしているのに股関節の硬さがとれないと感じる人は、インナーマッスルである深層外旋六筋が硬くなっているのかもしれません。 ■■深層外旋六筋をほぐすメリット ・股関節、骨盤が安定する ・股関節の可動域が広がる ・脚のラインの崩れを予防、緩和できる ・膝痛の予防、緩和ができる ・姿勢を支える ■寝ながら簡単!股関節のインナーマッスルほぐし ■■やり方 呼吸を止めないようにしながら、痛いよりも心地よさが勝る範囲で行いましょう。 ①仰向けで両脚をまっすぐ伸ばして寝ます。 ②右膝を立てて45度外側に右脚を開きます。 ③息を吐きながら立てている右膝を内側に倒せる範囲で倒します。お尻が浮かないところまででOKです。 ④余裕があれば右脚はそのまま、左膝を立てて左足の外くるぶしを右脚太ももの上に乗せます。そのまま左膝を外側に倒してさらにストレッチを深めます。 ⑤20秒~30秒キープして、反対側も同様に行います。 ライター/小野田貴代(ヨガ講師)
小野田貴代