Travis Japan 七五三掛龍也、“姫キャラ”が役作りに活きる? 自身初の恋愛ドラマで見せる顔
timeleszの菊池風磨が主演を務めるオシドラサタデー『私たちが恋する理由』(テレビ朝日系)に、新たなキャストとしてTravis Japanの七五三掛龍也が加わることが発表された。彼が演じるのは、菊池演じる主人公が働く会社の後輩で、恋愛に縁遠いが誠実で優しい坂元凌というキャラクター。先輩社員である市川絢香を演じる山崎紘菜と、不器用で甘酸っぱい恋模様を描いていく。 【写真】菊池風磨と七五三掛龍也、『私たちが恋する理由』で共演 ビジュアル 七五三掛にとって地上波ドラマへの出演は実に11年ぶりであり、恋愛ドラマへの挑戦は今回が初めてだ。出演発表を受け、SNSではファンからの喜びの声が溢れている。今回の役どころは、七五三掛自身のキャラクターとも重なる要素が多く感じられる。ドラマの放送開始を前に、彼の人物像やこれまでの演技を振り返ってみよう。 ■Travis Japanの振り付けも担当する、グループ屈指の天然キャラ 七五三掛は、2009年に事務所に入所し、3年後の2012年にはTravis Japanの一員として活動を開始。メンバーと共にアメリカ留学も経験し、ダンスの世界大会でも結果を残す精鋭のうちの一人だ。公式YouTubeチャンネルに公開されている「Travis Japan - 'Still on a journey' -Dance Video-」など、楽曲の振り付けを担当することもあり、自身の高いスキルを発揮してグループを支えている。 一見穏やかでクールそうに見える七五三掛は、実はグループの中でも屈指の天然キャラだ。YouTubeで公開されている「Travis Japan【真のおバカ王が決まる】因縁の学力対決…コイツら凄えっす!」では、同じく天然キャラである松田元太・中村海人とともに学力対決に挑戦。独自の筆算方法を生み出したり、12月の旧暦名称を問われて「三月」と回答するなど、予想不能なボケを連発していた。 ■メンバー・ファンから愛される「姫ポジ」。あざといキャラで周囲を翻弄 さらに七五三掛は、いわゆる「姫ポジ」という立場でメンバーやファンからも寵愛を受けている。ジュニアチャンネルのYouTubeで公開された「Travis Japan【白塗り大変身】記憶力だけでアノ人のメイクを完全再現!」で白塗りメイクを施した際には、他のメンバーがおでこ丸出しでメイクをする中、七五三掛だけは断固として前髪を死守。松倉海斗からは「ちょっと説明してよ」と詰められるが、隣にいた川島如恵留から「俺らが悪かった!」と肩を抱き寄せ慰められる姿も。 さらに「Travis Japan【徹底調査】七五三掛龍也の頭の中ぶっちゃけます!」の中で、実はヤメてほしいと思っているメンバーの言動として中村の営業妨害を挙げており、自身のかわいさ満点のポージングにガヤを入れてくる行為を迷惑だと発言。 ここから見てとるに、自分自身もメンバーからかわいがられている自覚がありそうだが、そんなあざとさも七五三掛には欠かせない要素の一つなのではないか。 ■余念を許さない役作りで、多彩な演技を見せる 2021年にはSixTONESの松村北斗と『ライアー×ライアー』で共演したり、今年はメンバーの吉澤閑也とともに舞台『ダブリンの鐘つきカビ人間』でW座長も務めあげた七五三掛。さらにミステリー作品『坂の上の赤い屋根』(WOWOW)にも出演を果たし、シリアスな演技の経験も積み重ねた。 ミステリー作品やヒューマンドラマ、青春ドラマなど、七五三掛が出演してきた作品ジャンルは幅広い。役の振れ幅も大きい中、入念な役作りを徹底して演技に臨んできた。今回も明るい髪色から黒髪にイメージチェンジを遂げ、カメレオンのような変貌ぶりを見せている。 ドラマ『私たちが恋する理由』は、10月12日より放送開始。Travis Japan初のワールドツアー『Travis Japan World Tour 2024 Road to A』の開催期間と重なるタイミングで、その多忙ぶりは想像に難くない。しかし、かわいらしいキャラクターの裏で仕事へのストイックさも兼ね備える七五三掛であれば、きっとグループ活動もドラマ出演も全力でやり遂げてくれることだろう。天然であざとさ満点の姫ポジキャラ・七五三掛がどのような恋愛劇を見せてくれるのか、今から楽しみだ。
神田佳恵