センバツ2024 活躍祈り「広陵」揮毫 岡山・明誠学院、開会式プラカード /広島
第96回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)の開会式で使用するプラカードの校名揮毫(きごう)を明誠学院高校(岡山市北区)書道部が担うことになり、3人の1年生部員が選手たちの活躍を祈りながら練習に励んでいる。 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 同校書道部は昨秋、書の甲子園として知られる第32回国際高校生選抜書展団体の部で中国地区優勝。揮毫は今春のセンバツに中国地区から出場する創志学園(岡山)、広陵(広島)、近畿地区から出場する耐久(和歌山)の3校を担当する。 3人は2年生部員の助言を受けながら筆を走らせていた。創志学園を担当する前山明咲(めいさ)さん(15)は「1試合でも多く勝ってほしい。力強い線を書くことを意識しています」。広陵を担当する吉田真依さん(16)は「地域に愛されているチームと聞いています。応援したい」。耐久を任された岩男幸乃さん(16)は「全国から注目されるプラカード揮毫ができるのはうれしい。元気が届けられるような線で書けたら」と話している。【相原洋】