ジャニーズ性加害「トラウマの人もいる。本当に深刻」心のケア相談室責任者の鴨下一郎氏
▽「相談しやすい空気をつくっていきたい」 性加害問題を巡っては、周囲の目などを気にして相談をためらう被害者も想定される。被害者の中には、相談内容が外部に流出してしまうのではないかと心配している人もいると指摘しつつ、相談室は完全に独立しており、被害者から聞いた情報が事務所側に伝わることは「絶対ない」と強調。その上で、「心のケア相談室」に対する相談者の肯定的な評価が口コミなどで広がることを期待し、「より相談しやすい空気をつくっていきたい」と語った。 旧ジャニーズ事務所から社名変更した「SMILE―UP.(スマイルアップ)」は今後の方針について「金銭的補償のみならず、対話・心のケアもきちんと行ってまいります。枠組みも含めて、さらに検討します」とコメントしている。