センバツ 広陵「勇気と感動届ける」 呉「粘り強いプレーを」 壮行式で活躍誓う JR広島駅 /広島
<第91回選抜高校野球> 23日に開幕する第91回選抜高校野球大会(毎日新聞社、日本高校野球連盟主催)に出場する広陵と呉の選手たちが18日、甲子園に向けて出発した。出発に先立ち、南区のJR広島駅で壮行式が開かれ、開会式で選手宣誓をする広陵の秋山功太郎主将(2年)は「はつらつとしたプレーで勇気と感動を届けたい」と誓った。大会初日の第1試合に登場する呉の上垣内俊早(はやて)主将(同)は「見る人に感動してもらえる、粘り強い、呉らしいプレーをしたい」と意気込んだ。 壮行式には保護者や県高野連関係者が駆けつけ、両校の選手たちを激励。県高野連の山田剛司会長は「2校出場は17年ぶりの快挙。高校野球の素晴らしさを教えてくれるプレーを」と期待した。毎日新聞広島支局の堀雅充支局長は「初日は(選手宣誓と開幕試合で)広島デー。冬の厳しい練習を乗り越えた経験を自信として、成長した姿を見せてください」とエールを送った。 呉は大会初日の第1試合(23日午前10時半開始予定)で市和歌山(和歌山)と、広陵は大会第4日第2試合(26日午前11時半開始予定)で八戸学院光星(青森)と、それぞれ初戦に臨む。【隈元悠太】