Netflixのスパイドラマ「ブラック・ダヴ」シーズン2制作決定
英人気女優キーラ・ナイトレイが主演を務めるNetflixのスパイドラマ「ブラック・ダヴ」シーズン2の制作が正式に発表された。本作は配信開始からわずか数週間で世界的な話題作となり、異例の早期継続決定となった。 Netflixは34秒のティーザー映像で続編を発表。映像では、ナイトレーとベン・ウィショーが優雅なクリスマスのバーを思わせるセットで共演。「シーズン1に乾杯」というナイトレイの言葉に、ウィショーが「シーズン2も忘れずにね、ダーリン」と応じ、シャンパングラスに落とされる金色の銃弾という象徴的な演出で物語の継続を予告している。 「ブラック・ダヴ」は、首相候補の妻という表の顔を持ちながら、秘密裏に謎のスパイ組織のエージェントとして活動するヘレン・ウェブ(ナイトレイ)の姿を描くスリラー作品。イギリスの実在のスパイスキャンダルからインスピレーションを得た緊迫のストーリーに加え、「007 スカイフォール」などで知られるウィショーや、エミー賞受賞女優のトレイシー・ウルマンら実力派キャストの演技も高い評価を集めている。 脚本家のジョー・バートンによると、シーズン2の撮影は来年から開始予定。ただし、制作の規模を考慮すると、配信開始は2026年以降になる見通しだという。 12月5日から配信が始まったシーズン1は、現在もNetflixのグローバルトップ5にランクインする人気を維持。本格的なスパイドラマを楽しみたい方には、年末年始のおすすめ作品となりそうだ。