12月1日から大内人形スタンプラリー 来年3月まで湯田温泉など6カ所【山口】
山口市の湯田温泉など6カ所の観光施設を巡る大内人形スタンプラリーは、12月1日から行われる。来年3月3日まで。 県立大地域デザイン研究所(所長・山口光同大国際文化学部教授)と大内塗漆器振興協同組合(中村建理事長)、市が協力し、7~9月に市に関心がある中学~大学生に大内人形を題材にしたスタンプのデザインを募集。136点の応募の中から1次選考を突破した6点を実物にし、ラリーを行う。 絵柄は男びなと女びなのスタンプをくっつけるとハート形になるものや、市内の祭りを背景に大内人形をあしらったものなどかわいらしい力作ぞろい。持ち手には大内人形を付けた。 スタンプを置いているのは、JR新山口駅観光交流センター、香山公園前観光案内所、山口ふるさと伝承総合センター、山口観光案内所、湯田温泉観光回遊拠点施設「狐(きつね)の足あと」、湯田温泉観光案内所。 3カ所以上を回ると、参加賞として大内人形シールを贈呈。さらに同賞と共に贈る2次元コードから大内人形リングホルダーや箸、スプーンが当たる抽選に応募できる。 同大の山口教授は「大内人形を一過性の展示ではなく観光周遊と合わせて継続的にアピールしたい。多くの人に大内人形の魅力に触れてほしい」と参加を呼び掛けた。