4年ぶりの『ホッキガイ漁』の再開に漁師たちも安堵「満足して帰ってきました」2021年発生の貨物船の座礁事故からようやく
4シーズンぶりのホッキガイ漁に再開しました。青森県の八戸港沖で3年前に起きた貨物船の座礁事故で、漁を見合わせてきた八戸市の2つの漁協が2日、漁を再開し、漁師たちは安堵の表情を浮かべていました。 【写真を見る】4年ぶりの『ホッキガイ漁』の再開に漁師たちも安堵「満足して帰ってきました」2021年発生の貨物船の座礁事故からようやく 2日午前10時頃の八戸港です。 沖合いから戻った漁師が水揚げしているのは冬の味覚、北浜海域で獲った「ホッキガイ」です。 初日の2日は、八戸みなと漁協では予定通り3隻であわせて約400kg獲れ、2025年3月末まで続くシーズンに向けて上々の滑り出しとなりました。 八戸みなと漁協 漁師 室谷明男さん 「思ったより貝も大きかったし、例年より大きいと思った。満足して帰ってきました。よかったです」 この漁場の周辺では、2021年8月に貨物船の座礁事故が発生。 油漏れや船体から漏れ出た「ウッドチップ」などの影響で、八戸みなと漁協と市川漁協は漁の中止を余儀なくされました。 そして、今シーズンは座礁船の安全対策工事が実施されたことなどを受けて、4シーズンぶりに漁を再開しました。 八戸みなと漁協 漁師 室谷明男さん 「(休漁中は)さびしかったですね。漁師が漁にでられないというのが、一番さびしいものです。この歳だから大変でしたけれども、量があって満足しています」 八戸みなと漁協では、ホッキガイのほかに定置網漁も11月に4シーズンぶりに再開していて、座礁船事故を乗り越えて少しずつ日常を取り戻そうとしています。
青森テレビ
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