【RIZIN】榊原CEO『ベラトール大みそか日本大会』について言及「全面対抗戦の可能性も…」UFCとも交渉継続
■『RIZIN LANDMARK 9 in KOBE』(23日・神戸ワールド記念ホール) 全試合終了後に榊原信行CEOが総括会見を行い、一部メディアで報じられた『Bellator(ベラトール)大みそか日本大会』の可能性について、現時点での考えを明かした。 【インタビュー動画】榊原CEO「大みそかにRIZINvs.ベラトール全面対抗戦の可能性も…」 ベラトールが今年の年間スケジュールとして「DECEMBER 31/SAITAMA, JAPAN」と発表したとする情報がSNSで拡散していることを受け、榊原CEOは「2月に渡米してベラトール、そのベラトールを買収したPFL、さらにベアナックルなどとミーティングをしてきた。他団体といい形で積極的に交流していくのは、RIZINが掲げるフェデレーション構想の中で望むところなので進めたい」とコメント。 さらに「新生ベラトールとアライアンスは組んでいきたい。大みそかはRIZIN vs. ベラトールの全面対抗戦も十分に可能性がある。そういうことも念頭に置きながら話をしているのは事実」と認めたが、「現時点で正式に何か決まっていることはないです」と伝えた。 その一方で、バンタム級王者の朝倉海の契約を巡って世界No1の格闘技団体・UFCとも交渉を続けており、榊原CEOはダナ・ホワイト代表に「プロポーズしています」と表現していた。UFCともベラトールとも同時に交渉を進める、榊原CEOしかできない剛腕ぶりを発揮しているが「調子がいいんで、あっちもこっちも全部です(笑)。僕らは2015年に誕生して後発なので、照れずにどこでも行きます」と今後も全方位外交を続けていく。 なお、朝倉海については「本人がいろんな媒体を含めて『UFC』って言っていて、そのラブコールを送っているUFCの反応や向き合い方を含めて、海がどうしていくのか」と現状を説明した。 なお、この日はバンタム級の井上直樹vs.佐藤将光が行われ、判定3-0で井上が勝利。榊原CEOはこの試合の勝者がバンタム級タイトルマッチの挑戦者に近づくと明言していたが「海の挑戦者として井上選手が行くのか、今日の試合でその熱が作れたかというと、そこはクエスチョン。候補者の一人であることは変わらないと思うけど、タイトルマッチを組むことになったら井上選手以外も候補に入れて、しっかり選考したい」と語った。