ケビン・デュラントが自身の銅像製作の可能性を否定「僕はウェイドのケースに当てはまらない」
マイアミ・ヒートのレジェンドであるドウェイン・ウェイドは、日本時間10月28日(現地時間27日)にかつての本拠地カセヤ・センターの外に銅像が建てられた。将来、銅像が建てられる選手の1人にケビン・デュラント(フェニックス・サンズ)の名前を挙げていたが、デュラント本人はその可能性を否定している。 ウェイドは現役時代にリーグ優勝3回を経験し、2006年にはファイナルMVPも獲得。レブロン・ジェームズ(ロサンゼルス・レイカーズ)と同じ2003年ドラフト組の1人として一時代を築き、NBA75周年記念チームにも選出されている。 先日、ヒートの本拠地カセヤ・センターの外に銅像が建てられたが、SNS上ではウェイドに似ていないという否定的なコメントが散見された。ウェイド本人は「全然気にしていない」「自分に似せる必要はない」と意に介さず、将来銅像が建てられる現役選手として、同期のジェームズ、ステフィン・カリー(ゴールデンステイト・ウォリアーズ)、そしてデュラントと予想した。 しかし、デュラントはスポーツ番組『Up & Adams Show with Kay Adams』に出演した際、「バスケットボールをプレーしてきたどこかの場所で自分の銅像が建てられるとは到底思えない」とその可能性を否定した。 「ドウェイン・ウェイドとは違うケースだ。彼はマイアミと、ヒートを象徴する男だ。彼のように、(所属してきた)街でああやって愛されるのはほんのわずかな選手しかいない。1つの街に長期間いて、殿堂入りするキャリアを送って複数回の優勝もする。僕はそのケースに当てはまらない」 デュラントは2度の優勝経験こそあるが、これまでシアトル・スーパーソニックス(現オクラホマシティ・サンダー)、ウォリアーズ、ブルックリン・ネッツ、サンズと渡り歩き、一番長く所属したサンダーではタイトルを手にすることができなかっただけに、自分の銅像が建てられるとは考えていないようだ。
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