全国最年少市長が明かす!若手市長が誕生した背景と戦略とは?!【高島崚輔氏×石田健佑氏】
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年9月24日に公開された動画のテーマは、「最年少市長に訊く!若手政治家が求められる理由は?」です。 今日は、秋田県大館市長の石田健佑氏と兵庫県芦屋市長の高島崚輔氏の2人がゲストです。 今年9月に大館市長に当選した石田氏の年齢は27歳3カ月で、現職市長の中で最年少。 一方、芦屋市長の高島氏の年齢は27歳7カ月で、石田氏とは4カ月違いです。 昨年の統一地方選挙で芦屋市長に当選後、石田氏が当選するまでは最年少市長でした。 今日は、新旧の最年少市長をお迎えして、政治家の道に進んだきっかけや当選した理由などを伺います。 「なぜ勝てた?」勝利の秘訣は、若手の行動力?! 【このトピックのポイント】 ・起業家から政治家を目指したきっかけは地元の課題解決 ・若き市長のチャレンジを見て、小学生も盛り上がってる?! ・しっかりと伝えるために作った政策は36ページにも!
最年少市長が政治の道に進んだきっかけとは
1997年に秋田県大館市で生まれた石田氏は、高校卒業後に東京メトロに入社しました。 19歳の時に、友人らと渋谷でIT系で起業するも、解散。 大館市に帰郷後は、1年半ほどはニート暮らしをしていました。 双子の弟と共に、小さい頃から好きだったカブトムシを育てながら、「カブトムシを事業にしたい」と思いましたが、起業に失敗しているため資金がありません。 そこで、祖父母から400万円の資金を借りて、大館市で起業しました。 カブトムシの餌に、農家から排出される廃棄物を利用するリサイクル事業は、現在は、全国50カ所で展開しています。 MC鈴木邦和「新しい事業がうまくいってきてるのに、どうして市議会議員から市長になったのでしょうか」 事業を全国に展開し始めた頃、自治体からの企業誘致の話がありました。 本社移転を検討すると、祖父母は「長年住んできた大切な故郷だし、ここで暮らしていく」と答えたそうです。 この答えを聞いて石田氏は「これって、若い世代みんなが抱えてるものなのでは?」と思いました。 若い世代はフットワーク軽く地元から出て行けますが、これまで暮らしてきた人や家を建てた人はこの場所から簡単に出て行けません。 石田氏は「こういう悩みを抱えた家族はたくさんいるんじゃないか。だったら、この大館市を自分達が住みやすい、みんなが住みやすいまちに変えていけるのは政治なんじゃないか」と考えたことが、政治の道に進むきっかけだったと振り返りました。