歌詞の「上から読んでも」のポーズを取る不知火鈴香

　日本クラウンから９月２４日に「良くない恋泣くよ」でメジャーデビューした、子ども７人、孫５人のビッグマミー・不知火鈴香（しらぬい・すずか＝５０）が２４日、東京都内でデビュー記念のＢａｒイベントを開催した。 　デビュー曲は多くの恋愛経験を重ねた不知火のドキュメンタリーソングで、タイトルは回文にもなっている。この日、東京で初歌唱を披露した不知火は「夢は紅白（歌合戦）出場です。これから走ります」と力を込めた。「きょうでデビューして１カ月。少しずつ実感が沸いてきた」と話し、自分の店と同じような雰囲気の中、歌唱したことで「普段と同じくらいの距離、リラックスして歌えました」とニッコリ。

不知火鈴香（右）と応援に駆けつけた海蔵亮太

　２年ほど前から祭や道の駅のイベントで歌うようになり、ついにメジャーデビューを果たした。遅咲きの新人だが、家では唐揚げを一度に４キロ揚げる母でもある。家族からは「紅白に出るまでがんばって！　家事はこっちでやるから」と応援されている。道の駅ツアーを開催中で１２２１カ所の全国制覇を目指し「今は熊本から。娘が北海道にお嫁に行ったので、次は北海道の道の駅に行きたいです」とビッグマミーらしく胸を張った。 　イベントではゲストでレコード会社の先輩・海蔵亮太（３４）とカラオケ対決などで訪れたファンを楽しませた。海蔵は「すばらしい。ラジオで聞いて誰の曲だろうと思っていました」とチャート１位にも輝いたデビュー曲を絶賛し「バーで培った素晴らしいお顔、フェイスでたくさんの歌を届けて、たくさんの人を幸せにしていただきたい」とエールを送った。