留学生ら福島県の発展の在り方探る 25日まで被災地で「ふくしま未来創造プログラム」
会津大は24、25の両日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の被災地で「ふくしま未来創造プログラム」を開いている。福島県内の生徒や学生、留学生が集まり、復興の現状を学ぶとともに福島の一層の発展につながる取り組みの在り方を探っている。 福島国際研究教育機構(F―REI、エフレイ)との共催で初めての開催。国内外で活躍する人材育成につなげるため、全て英語で実施している。会津大や福島大、ふたば未来学園高などから合わせて約50人が参加している。初日は浪江町地域スポーツセンターでエフレイの山崎光悦理事長の講義を聴いた。山崎理事長は世界で活躍するリーダーとなり、未来を切り開いていく重要性を訴えた。 フィールドワークも行い、浪江町内を散策した。町商工会や飲食店関係者から復興へと歩む町の実情を聞いた。 25日は双葉町の東日本大震災・原子力災害伝承館や南相馬市の福島ロボットテストフィールドを見学する。2日間のプログラムを振り返るワークショップを行い、最後に成果を発表する。