LDHメンバー、グループ活動休止時の葛藤を告白「人生の分岐点だと感じ、地元に帰って…」
THE RAMPAGEのメンバーとして2014年より活動し、今年で10周年となる鈴木昂秀(たかひで)さん(25)。現在、主演を務めた映画『ただ、あなたを理解したい』が公開中です。 【画像】THE RAMPAGEのメンバーの鈴木昂秀さん 俳優を目指して上京するも上手くいかず、久しぶりに帰った田舎で親友たちと過ごすうち、自分を見つめ直す主人公・祐也を演じた鈴木さん。 演じた役柄とは違い、華々しい世界にいる印象の鈴木さんですが、祐也に「すごく感情移入できた」と語ります。その真意とは? 現在夢中になっている楽曲づくりや、今後への思いも聞きました。
主演映画が公開も、いまだにドッキリだと思ってる
――鈴木さんといえば、THE RAMPAGEなどでのパフォーマーとしての印象が強いですが、今回は主演映画ですね。 鈴木昂秀さん(以下、鈴木):主演なんて、そんな話が僕に来るとは思ってなかったので、マネージャーさんに呼ばれたときは、“怒られるのかな? なにか言ったっけ?”と思ってました(笑) たしかに撮影もしましたけど、いまだにドッキリだと思ってます。 ――(笑)。根っこが陽タイプの祐也は、素の鈴木さんと近いのかなと感じました。 鈴木:今まで以上に脚本が自分に入りやすくて、セリフもすぐに覚えられました。普段はセリフ覚えが得意じゃないんですけど、今回は、ストーリーを覚えるために3~4回読んだだけで、自分のセリフはだいたい頭に入りました。 それだけ祐也は自分に似ているものがあって、やりやすかったんだと思います。
主人公の葛藤に、自分自身の人生の分岐点を思い出した
――ただ祐也の場合は、俳優になる夢を持って上京しながら、上手くいかず壁にぶちあたっている役柄です。そうした気持ちは理解できましたか? 鈴木:THE RAMPAGEに入ってからのことを思い返すと、分かる部分があります。途中、グループの活動休止があったりして、人生の分岐点だと感じる瞬間もありました。そうしたことをこの脚本を通して思い返したりしました。当時、自分も葛藤していましたから。 活動休止になったとき、僕も地元に帰って通ってました。それが今の祐也なんだろうなって。だから気持ちはすごく分かるんです。 ――そうなんですね。 鈴木:だから感情移入は本当にしやすかったです。