「クライマックスなのに」「もうすぐ15年」 連載再開が待たれる人気マンガ
実写化もされた人気タイムスリップ時代劇は未完?
●『信長協奏曲』 石井あゆみ先生のマンガ『信長協奏曲(のぶながコンツェルト)』は、月刊誌「ゲッサン」(小学館)にて2009年から連載されていますが、2023年4月号を最後に長期間の休載に入っています。2014年にアニメ化とドラマ化、2016年に実写版の映画も公開された人気作だけに、再会を望む声は多いです。 物語はひょんなことからタイムスリップしてしまった高校生の「サブロー」が、自分と瓜ふたつの風貌をしている「織田信長」から「自分の代わりに信長として生きてくれ」と頼まれ、戦国時代を生き抜いていきます。 サブローは、さまざまな局面を自然体で乗り切りますが、そのすべてが史実通りになっているのが本作の面白いポイントです。戦の戦績もさることながら、宗教の自由や関所の廃止など、教科書で習う出来事がサブローの手によって再現されていました。『信長協奏曲』はそんなサブロー(信長)の最期を、どのように描くのか注目されています。 最新話では信長が死を迎える、「本能寺の変」が近付いていました。クライマックスを迎えてからの長期休載かつ具体的な休載理由が語られていないこともあり、ネット上では読者から「物語の続きも読みたいけど休載理由だけでも知りたい」「石井先生は果たして元気なんだろうか」といった心配の声も出ています。
LUIS FIELD