Jリーグ入りもある? 来夏フリーとなる海外日本人選手(6)一体なにがあった!? 経験豊富な男がベルギーで大苦戦中
今季限りで契約満了を迎える選手、すなわち来夏“フリー”になる選手たちは移籍金を必要とせずにチームに迎え入れることが可能なため、移籍市場の大きなターゲットとなる。今回は、今季限りで契約満了を迎える予定の海外日本人選手をピックアップした。(市場価値、契約満了日は『transfermarkt』を参照)
MF:森岡亮太(シャルルロワ/ベルギー) 生年月日:1991年4月12日(32歳) 契約満了:2024年6月30日 市場価値:75万ユーロ(約1億500万円) 23/24シーズン成績:12試合0ゴール0アシスト 森岡亮太はヴィッセル神戸で6シーズンを過ごしたのち、2016年に海外での挑戦を決意。2018年にはベルギーの強豪アンデルレヒトへのステップアップを果たした。しかし、アンデルレヒトではベンチ外の日々が続き、2019年冬に同じくベルギーのシャルルロワへのローン移籍が発表。その後、完全移籍となっている。 シャルルロワでは長きに渡って中盤のレギュラーとして活躍してきたが、在籍5シーズン目となる昨季、同選手の立場は大きく変わってしまう。チームの成績不振によってシーズン途中に監督が代わると、出場機会が減少。21/22シーズンはリーグ戦27試合に先発出場していたが、昨季の先発出場はわずか11試合にとどまった。名誉挽回を図りたい今季も、リーグ戦12試合の出場でいまだゴール、アシストは生まれず。目に見える活躍を残せていない。 今年6月には、森岡に対してシント=トロイデン(ベルギー)などが獲得に興味を示しているとベルギー紙『La Derniere Heure』が報道したが、結局は移籍することなくシャルルロワに残留。契約満了を迎える来夏、同選手の動向に注目が集まる。
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