机の中に置き存在忘れ… 浦安市消防職員を減給 仮払金の精算怠り放置
浦安市は27日、市からの仮払金を精算せずに放置したとして、同市消防本部の男性消防士長(33)を減給10分の1(3カ月)の懲戒処分にした。 市によると、消防士長は昨年11月に鳥取県で開かれた全国少年消防クラブ交流大会で小学生らを引率する旅費として44万4780円の仮払いを受け、16万6340円を旅行会社に支払ったが、残額27万8440円を今年5月に市から指摘を受けるまで返却せず放置した。 残額は封筒に入れて職場の机の中に置いたまま存在を忘れ、荷物ごと自宅に持ち帰っていたという。会計課の指摘を受けて封筒を探し、残額は見つかった。 市は公金管理の指導を怠ったなどとして、高梨俊治消防長ら上司6人を戒告の懲戒処分にした。