万全を強調した竹田

　「女子ゴルフ・ニチレイ・レディース」（１４日開幕、袖ケ浦ＣＣ新袖Ｃ＝パー７２） 　前週の宮里藍サントリー・レディースを背中痛で棄権した竹田麗央（２１）＝ヤマエグループＨＤ＝が１３日、プロアマ戦でコースを最終チェック。その後は報道陣の取材に応じ「ヘッドスピードが落ちているとかはなく、先週通りに距離も出ているので、体調はすごく良い」と万全を強調した。 　前週は２日目スタート前に背中を痛めて無念の棄権。当日の朝に痛みを感じていたが、「振ってみたら、結構アドレスで痛かった。全然振れない感じだった」と痛みに耐えきれなかった。 　初日は３位と好発進していただけに「良い位置にいて、すごい楽しみな大会だったので悔しい」。それでも「でも、知らない間に疲れが溜まっているんだなって気づいたので、今は良い休養だったかなと思う」と前向きで、はり治療を施し、「今は痛みはない」と回復をアピールした。 　今季は３勝、メルセデスランキング首位とブレークしたが、２４日付けの世界ランキングで決まるパリ五輪代表争いは厳しい立場となった。「難しいと思うので（代表は）そんなに考えてないけど、来週の全米プロと今週もベストを尽くせればいいかなと思う」と最後までしっかり戦い抜く。