「梅原裕一郎フォトブック 梅あわせ」画像

2024年もさまざまなアニメや声優が話題になった1年になりました。とくに声優さんの活動はイベント、ラジオ・バラエティやアーティスト活動などさまざま。2024年も数々の男性声優が個性溢れる写真集を発売しました。 本稿では、2024年に発売された男性声優の写真集12作を紹介します。 【画像】「岡本信彦フォトブック NOBLE」の画像をもっと見る 市川太一＆八代拓「市川太一＆八代拓の市か八か！ フォトブック」 『終末のハーレム』水原怜人役、『やがて君になる』槙聖司役で知られる声優の市川太一と、『魔入りました！入間くん』キマリス・キッシュライト役、『るろうに剣心』相楽左之助役などで知られる八代拓による合同のフォトブック。 フォトブックは同じ事務所の先輩、後輩で同い年コンビでもある2人が、声優グラビアマガジン「VOICE Newtype」の会員制WEBサービス「KIKI by VOICE Newtype」にて、第2・4木曜日に配信しているコラムを書籍化したもの。約7年分に渡る連載コラムの再録や未公開カットのほか、本書だけの新規撮り下ろし写真やスペシャル対談も収録されている。 梅原裕一郎「梅あわせ」 『WIND BREAKER』十亀条役、『スパイ教室』クラウス役、『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』ウェザー・リポート役などで知られる声優・梅原裕一郎が最新フォトブック「梅あわせ」を、自身の誕生日である3月8日に発売した。 写真集の撮影は、梅原の出身地である静岡県にて、「もし声優・梅原裕一郎が静岡で徒然なるままに執筆活動を行うエッセイストだったら……」というテーマのもと撮影が行われた。銭湯に訪れる日常的なカットから、母校を訪れているかのようなノスタルジックなカット、さらに文豪を思わせる修善寺での和服カットなど、多様な姿を余すことなく披露。ほかにも2021年より連載中のエッセイ連載「徒然うめ草」のアザーカットとエッセイ全編を収録し、書き下ろしの特別エッセイも収める。176ページというかつてないボリュームで届ける、永久保存版の一冊となっている。 天崎滉平「天のち晴れ。」 『時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん』の久世正近役や、『僕のヒーローアカデミア』物間寧人役などで知られる天崎滉平が、デビュー10周年を記念した2nd写真集「天のち晴れ。」を発売。 異国情緒と活気が渦巻く国・ベトナムで撮影された写真集では、ファンおなじみのもぐもぐショットから、ムーディーなベッド＆シャワー姿を披露。本人すら知らなかった一面を探し求めるかのように、新たなヘアスタイルや大人な表情をたっぷり収めた、“大人天崎”が盛りだくさんの一冊となっている。 岡本信彦「NOBLE」電子版 『僕のヒーローアカデミア』爆豪勝己役や『ハイキュー!!』西谷夕役などの声優として知られ、アーティスト活動も行う岡本信彦のフォトブック「NOBLE」が、発売1周年を記念し電子版の配信を開始した。 岡本自ら指名した人気フォトグラファー・MARCOの撮影により冬の沖縄・石垣島にて撮影された写真集は、日々の喧騒を忘れ、今までにみたことがないような自然体の岡本の姿が盛りだくさん。一方で、自身が撮影場所として希望したリゾートホテル・JUSANDI（ユサンディ）での撮影では、瑞々しい肉体美も披露している。 小西克幸「524」 『鬼滅の刃』宇髄天元役や『薬屋のひとりごと』高順役、『ゴールデンカムイ』鯉登少尉役などで知られる声優・小西克幸が自身初となる写真集「524」を5月24日に発売した。 写真集は、2024年で声優生活が28年を迎える小西の「デビューから現在までの変化を表現したい」という思いを込めたもの。どこか哀愁を帯びた表情から、はつらつとした笑顔まで幅広い姿を楽しめる。小西のスタイルが生かされたスタイリングや、彼にしか着こなせない奇抜な衣装を纏った姿も披露し、被写体としても多面的な魅力を持つ、“声優・小西克幸”が完全パッケージされた一冊となっている。 土岐隼一「arrive」電子版 『東京リベンジャーズ』羽宮一虎役や『ヴァンパイア男子寮』に早乙女ルカ役で知られ、アーティストとしても活躍する声優・土岐隼一が、デビュー10周年を記念して2023年に発売した2nd写真集「arrive」の電子版がリリースされた。 写真集では、“ご褒美ロケ”として、人気の観光地・台湾を訪れた様子が収められ、異郷の情緒漂う街並みを巡ったほか、夜市では食べ歩きや占いにも挑戦。願い事を書いた天燈を飛ばしたり、猫と戯れたり、台湾随一の人気スポット・九份に赴いたりなど、台湾を満喫する様子が撮影された。また、観光客に人気の「変身写真」では女装姿を披露。さらにホテルではベッドシーンや、着衣のままシャワーを浴びるなどセクシーな姿も見せた。まさに土岐の10年間の集大成にふさわしい充実した内容となっている。 津田健次郎「ささやき」電子版 『呪術廻戦』七海建人役や、『チ。ー地球の運動についてー』のノヴァク役、『ザ・ファブル』小島賢治役などの声優として知られ、俳優としても活躍する津田健次郎が、2023年に発売した写真集「ささやき」の電子版が配信開始。 京都・葉山でリラックスしたひとときを楽しむ津田の姿を映し出した写真には、自身のカメラを片手に海辺を散策する様子や、京都の旅館で浴衣をまといくつろいでいる表情、艶めい表情など、「渋かっこいい」姿が満載。一方で、スイーツを前に満面の笑顔を見せる様子も収められるなど、津田の多彩な魅力を余すことなく感じられる内容だ。電子版は紙版本編に加え、珠玉の初公開カットを10枚もプラスした、贅沢な一冊となっている。 小林千晃「CHEER」 『葬送のフリーレン』シュタルク役『地獄楽』の画眉丸役、『マッシュル-MASHLE-』のマッシュ・バーンデッド役、『花野井くんと恋の病』の花野井役など多くの話題作に出演し注目を集める声優・小林千晃が、6月4日に30歳の誕生日を迎えることを受け、初のフォトブック「CHEER」を発売した。 写真集は、小林が横浜出身であること、2024年で30歳を迎えることから、「30歳という節目に自身のルーツをたどるべく横浜へ」というテーマで撮影されたもの。赤レンガ倉庫や横浜中華街といった定番の観光スポットを訪れたほか、アメリカンダイナーでハンバーガーに思いっきりかぶりつく姿や、夕焼けの中公園でスケボーを乗りこなす姿などキュートで活発な一面を発揮。和装姿に加え、横浜の絶景を一望できるホテルでの撮影では、スイートルームでさわやかかつセクシーな姿も披露した。 谷山紀章「KROSS OVER」電子版 『うたの☆プリンスさまっ♪』四ノ宮那月役や『文豪ストレイドッグス』中原中也役、『進撃の巨人』のジャン・キルシュタイン役などで知られ、アーティストとしても活動する谷山紀章が2023年に発売した写真集「KROSS OVER」の電子版がリリースとなった。 写真集は国内外のVIPタレントを多数撮り下ろしている世界的写真家レスリー・キーが撮影を担当。タイトルは、異なる2つのジャンルが混ざり合う＝「CROSS OVER」という言葉に、紀章の「K」とキーの「K」を掛け合わせ、「KROSS OVER」と名付けられた。ロケ先として静岡・御殿場が選ばれ、滝下で岩肌を抱いたり、羽織を女性と見立ててダンスしたり、ベッドに回転ダイブしたりと、キーの斬新なアイデアのもと撮影されたアーティスティックな写真が余すことなく収録された。 仲村宗悟「po10tial」 『アイドルマスター SideM』の天道輝役や、TVアニメ『ブルーロック』我牙丸吟役、『THE FIRST SLAM DUNK』の宮城リョータ役などの声優として知られ、音楽活動やドラマ出演などマルチな活躍も見せている仲村宗悟が、10月7日に声優デビュー10周年を記念した写真集「po10tial」を発売した。 写真集の舞台となったのは、彼が愛してやまない出身地・沖縄。いかにして“声優・仲村宗悟”が誕生したのか、そのルーツをたどるべく、気鋭のフォトグラファー・MARCOのもと、さまざまなシチュエーションで撮影が行われ、伝統的な古民家で三線を奏でたり、異国感あるカフェでハンバーガーを頬張ったりと、沖縄を象徴するような写真の数々が収録。一方、ボクシングジムでは自らボクサーを演じ、試合前を思わせるような本格スパーリングも披露。高級ホテルでの撮影では、大人の色気あふれるセクシーな表情や、鍛え上げられた肉体美も披露した。 今井文也「concept？」 2018年に声優デビューを果たし、『ギヴン』の鹿島柊役、『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』東雲彰人役などで知られる声優の今井文也が、自身初となる写真集「concept？」を発売した。 写真集には、新宿ゴールデン街を雰囲気たっぷりにさすらうカットや、老舗ライブハウス・新宿LOFTで撮影したエモーショナルなカット、六本木のホテルで撮影されたムーディーなカットなどが収められ、まるで今井がさまざまな登場人物を演じるオムニバス映画を見ているかのような一冊。また、金髪が映える白スーツ×パールのドレッシーなスタイリングや、ビビッドなカラースーツを纏った妖しいスタイリングなど、写真集ならではのスタイリッシュなビジュアルも余すことなく披露している。 加藤和樹「K チョアへ」 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』マレウス・ドラコニアなどの声優として知られ、アーティスト・俳優として幅広く活躍する加藤和樹が、自身の40歳の誕生日である10月7日に最新写真集「K チョアへ」をリリースした。 これまで『フランケンシュタイン』、『マタ・ハリ』、『ジャック・ザ・リッパー』といった大人気韓国発ミュージカルに出演し、ミュージカル界において“日本と韓国の架け橋”となっている加藤。写真集では、そんな加藤にとって大切な場所・韓国で30代最後の夏休みを過ごす姿を写し出している。また、テキストコーナーでは、韓国で過ごす夏休みの様子や写真集への思い、今後の夢を語ったロングインタビューも収録。30代ラストの加藤和樹の魅力を詰め込んだ写真集となっている。 まだチェックしてない人はぜひ見てみては？ 来年は誰のどのような写真集が出るのかにも注目だ。