阪急阪神HD株主総会 宝塚問題で大荒れ→阪神“微風”話題は2人だけ「なぜ使ってるのか不思議」
阪神タイガースの親会社にあたる阪急阪神ホールディングス(HD)株式会社の「第186回 定時株主総会」が14日、大阪市内で開催された。株主2035人が出席。宝塚歌劇団の劇団員急死問題で会自体は大荒れだったが、阪神に対しては昨季38年ぶり日本一を勝ち取ったこともあり、会場での質疑応答で15人が質問したが、球団関連は2人のみと“微風”だった。 事業報告のVTRでは、昨年のリーグ優勝決定時の様子が流された今回の株主総会。その中で、今季は貧打に泣かされる試合が多いだけに、ある男性株主は「なぜ、新しい外国人をとらなかったんですか。ノイジー、ミエセスは去年成績が振るわなかったのに、なぜ使ってるのか不思議」と指摘。阪神電鉄の谷本修取締役は新加入のゲラと育成外国人2選手を紹介した上で「ノイジー選手、ミエセス選手、年齢が若いこともありますし可能性を秘めていると、監督、フロントは判断しておりますので、これからの活躍にご期待いただきたい」と理解を求めた。 他の男性株主は今季から掲出されている甲子園のマウンド広告を疑問視し「聖地ということを表に出されるなら、グラウンドには(広告を)控えていただきたい」と要望。また、事前募集された質問に回答する形で、阪神戦チケットの高額転売への対応について説明もあった。