新NISAスタート!これまで積立投資してきた「つみたてNISA」ってどうなるの?
2024年を迎え、いよいよ新NISAが始まりました。2024年は新NISAで資産運用を積極的におこなおうと意気込んでいる人も多いかもしれません。 【積立投資シミュレーション結果】新NISAで老後資金を作れる?毎月5万円の積立投資を30年間続けたらいくらになる? ただし、2023年まではつみたてNISAで投資をおこなっていた人もいるでしょう。では、2024年以降のつみたてNISAはどのような扱いになるのでしょうか。 本記事では、2024年以降につみたてNISAで投資はできるのか、2023年までにつみたてNISA口座で購入した投資商品はどうなるのかについてわかりやすく解説します。 2023年までつみたてNISAをやっていた人は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。 ※編集部注:外部配信先では図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。
新NISAとは
まずは、2024年から始まった新NISAがどのような制度か確認しましょう。 新NISAは、一般NISAとつみたてNISAが合体してさらにパワーアップした制度です。一般NISAは「成長投資枠」に、つみたてNISAは「つみたて投資枠」に名前を変えて併用が可能となりました。 投資可能な金額は年間360万円と大幅に増え、非課税期間も制限がありません。 そのため、新NISAはより使いやすく長期投資に向いている制度です。
つみたてNISAの投資は続けられる?
2024年より、便利な新NISAが始まりましたが、2023年までつみたてNISAで投資をしていた人もいるでしょう。では、2024年以降につみたてNISAで投資はできるのでしょうか。 結論、2024年以降につみたてNISA口座での新たな投資はできません。つみたてNISA口座での新規投資は2023年12月末で終了です。
つみたてNISAの積立設定は新NISAに引き継がれる
つみたてNISA口座での新規投資は終了しましたが、つみたてNISAでの積立設定は新NISAに自動で引き継がれます。 特別な手続きをしない限り、つみたてNISA口座を開設していた金融機関に自動で新NISA口座が開設され、つみたてNISAでの積立設定はそのまま新NISA口座でおこなわれる仕組みです。 そのため、つみたてNISA口座と同じ投資を続けたい人は、特別な手続き不要で2024年以降も投資を続けられます。 積立金額や投資商品を変更したい場合は、NISA口座を開設している金融機関のHPなどを確認し、変更手続きをおこなってください。