北海道内は前線の影響で暖かく湿った空気が流れ込み、札幌では朝から３０℃を超え、１１日ぶりの真夏日となるなど気温が上がりました。 熱中症などに注意が必要です。 午後３時までに３０.７℃まで気温が上がり、１１日ぶりの真夏日となった札幌。 （鷲見記者）「どんよりとした曇り空ですが、湿度がとても高く、少し動くだけでじわっと汗をかくような蒸し暑さです」 外で作業をする人のＴシャツもはっきりと汗の跡が・・・ うちわであおぎながら歩く人や上着を脱いだ人の姿が多く見られました。 ２３日の道内は午後３時までに札幌の山口で３４.７℃、紋別で３４.１℃など気温が上昇したほか、湿度が非常に高く、熱中症などに注意が必要です。 その一方で、札幌の都市型水族館・ＡＯＡＯ　ＳＡＰＰＯＲＯでは、ペンギンたちが快適に過ごせるように館内の温度を常に２４℃に設定しています。 ２３日も道内外から多くの親子連れが訪れ、愛くるしいペンギンたちの姿を楽しんだり、子どもたちはアイスを食べるなどして涼んでいました。 （埼玉から来た人）「（外は）もうちょっと気温が低いかなと思ったんですけれども、結構暑いですね。とても快適に過ごさせていただいています」 （苫小牧から来た人）「中は涼しいですね」 （苫小牧から来た人）「涼しくて寒い」 観光地・小樽では日差しにも恵まれ、午後３時までに３２.５℃まで気温が上がりました。 風鈴の音色は涼しげに観光客を出迎えましたが、メイン通りの商店街は暑そうに日よけをしながら歩く人や、タオルで汗をぬぐう人も目立ちました。 （大阪から来た人）「自然に触れたくて北海道に来たんですけれども、思ったよりもすごく暑かった」 （埼玉から来た人）「北海道だから涼しいのかなって来たけどちょっと暑かった。風が吹いたら涼しいけどやっぱり暑いは暑いなと」 今夜は全道的に蒸し暑く寝苦しくなる見通しです。 札幌などでは夜も気温が２５℃を下回らず、熱帯夜となる可能性があり、熱中症への注意が必要です。