体操の内村航平さん、故郷・長崎県諫早市に五輪の表彰状など寄託「頑張ればもらえると知ってほしい」
体操男子の五輪金メダリストで「諫早市ふるさと特別大使」に就任している内村航平さん(35)が長崎県諫早市に帰郷し、市内各地のスポーツ施設を視察したり、自身が獲得した五輪の表彰状などを市に寄託したりした。 【写真】リオ五輪で個人総合2連覇を達成、金メダルを手に満面の笑みを浮かべた内村航平選手
市によると、大使として「スポーツのまち諫早」をPRするため、内村さん側から施設の視察を希望したという。内村さんは5日、温水プールなどがある森山スポーツ交流館や二つの野球場を備えるスポーツパークいさはやなど市内4施設を巡った。
視察後、市役所で大久保潔重市長と面談し、「こんなに充実した施設があるとは知らなかった。アピールしていきたい」と報告。さらに、北京五輪で獲得した表彰状やNHK杯の優勝カップ(レプリカ)など7点を用意し、「頑張ればこれがもらえると市民に知ってほしい」と託した。中央体育館(愛称・内村記念アリーナ)で展示されるという。