卓球男子フランス快進撃続く 27年ぶりにファイナリストへ 初の金メダルを目指し中国と決勝
◇卓球・世界選手権団体戦(24日、韓国・釜山) 卓球の世界選手権は24日、男子団体の準決勝が行われ、フランスが台湾と対戦し、3-1で勝利。27年ぶりとなる決勝進出を決めました。 【画像】準々決勝で勝利しメダルを確定させたフランスはベンチを飛び出し大喜び フランスは、世界ランク6位でエースの17歳フェリックス・ルブラン選手が第1試合に先勝。続く第2試合に敗れるも、シモン・ゴジ選手が第3試合を制し、王手をかけます。 勝てば決勝進出が決まる第4試合は、再びエースのフェリックス・ルブラン選手が登場。台湾のエース・林昀儒選手をストレートで下し、フランスが3-1で台湾に勝利しました。フェリックス・ルブラン選手は、今大会8戦全勝の大活躍でチームをけん引。1997年大会で銀メダルを獲得して以来、27年ぶりの決勝進出に導いています。 また準々決勝のポルトガル戦でも勝利を挙げて、ベンチから飛び出して大喜びしたフランスチーム。この日もベンチから勢いよく飛び出し、肩を組み合って歓喜しました。 25日の決勝では、大会11連覇を目指す中国と戦い、勝てば初の金メダル獲得。約半年後のパリ五輪で日本のライバルにもなるフランスが、快進撃を続けています。